栃木の事件をうけて2005年12月05日 23:09

 別に学校から要請があったわけでもなんでもない。家内の話だと、自発的に学校へ子供を迎えに行った親御さんが多かったそうだ。うちもそう。自発的に。近所の奥様方と自発的に子供のお迎えに行ったそう。

 原因は、広島に次ぐ栃木の事件。しかも犠牲になったお子さんは小学1年生の女の子。うちの子はビンゴである。小学1年生でもあり、女の子でもある。昨日は祖母が孫の身を案じて電話をかけてきた。『どうしようもない。』が、私の返事。子供がどんな目にあっていようと、世間のお父さんたちは仕事中。お母さんたちだって、子供に『気をつけなさいね。』と注意を喚起したり、出来る範囲でのフォローをするが100%目が行き届くって訳ではない。

 どうすれば、二度とこのような悲劇は起こらない?

 『性犯罪者リストを公開すれば良い』って言う識者の意見があるがそれで果たして十分なのか?
 『地域住民のコミュニケーションが不足している。』 それはあるだろう。しかし、コミュニケーションが密になれば子供の命が奪われるのが防げるのか?

 被害にあったお子さんの親御さんがもし私の身の周りの人ならば、私にはかける言葉さえ見当たらない。顔をあわせる事さえ辛いことに違いない。たとえ犯人が捕まり法の裁きが降りたとして、犠牲になった子供は帰ってこないし、笑って話しかけてくれることはない。

 親は子をどうやって守るべきなのか?