ガリレオ2007年12月10日 21:51

ガリレオ。
長女が気に入って見ているTVドラマだ。

HDDレコーダーに毎回録画されているので、東野圭吾の本にはまっているのを知っている嫁さんが私に気を利かして取ってくれているのか?と思ったが実は娘が録画していたらしい。

で、今日、初めて娘と一緒にガリレオを見ることができた。

テレビを見ながら、ガリレオのどこが良いのか聞いてみると、
福山雅治扮する湯川先生が、「落書きするところが良い」らしい。
落書きってなんじゃ?って思っていたら、湯川先生がひらめいたときに殴り書きする数式のようだ。

「あれって、落書きじゃなくって数式を解いてるんやで。」
って言っても意味がわからないみたいなので、
「湯川先生が考えたことが、正しいかどうかを確かめるために式を使って考えてるねン。」
って言い直したのだが、わかってくれたかどうか・・・。


長女は学校の授業の中で理科の実験が好きらしいと嫁さんから聞いた。
そのことを娘に話すと、今日学校でやった実験の話をしてくれた。

虫眼鏡を使って黒い紙を燃やす実験をしたという。
太陽光を虫眼鏡で集めて黒い紙を燃やすヤツです。
上手く紙を燃やすことができたこととか、同じクラスの男の子が蟻に太陽光を集めて燃やしていた事を話してくれた。
なんでこんな事とができるのだろう?って言うことより、虫眼鏡だけで黒い紙を燃やすことができたことが面白かったみたい。
これまで、学校でやった実験も「なんでそうなるの?」ってことより、「へぇ、おもしろぉ~」ってレベルで楽しんでいるよう。

先日、新聞の一面に子供の理科離れのことが載っていた。
WEBでも、「理科離れ」を検索するとけっこうな数がヒットする。
理科離れの原因を色々なサイトで色々なことを書いてあったけれど、結局は目の前で起こる実験の結果を、「面白いなぁ」のレベルから「何でだろう?」のレベルまで持ってこれないというのが根本原因ではなかろうか?
Wikipediaの「理科離れ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%86%E7%A7%91%E9%9B%A2%E3%82%8C )」に、「科学技術が高度になり複雑化するにつれてブラックボックス化し理解しにくくなっている」とある。
これで全てを言い尽くせるとは思わないが、「なんかわからんけどここをこうしたらこうなる」的なものが多いし、実際身の回りにあるものは私の子供時代には考えられないくらい高度で複雑なものが多い。
子供たちの、「へぇ、おもしろぉ~」っていう感情を刺激し続け、「なんでそうなるの?」って思ってもらえる機会を数多く与えるしか、理科離れの解決策は無いのではなかろうか?

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